見栄張り女とその周り
月曜日だけど今日は会社の同僚と飲みに行った。話が会社の他の同僚の話になった。見栄で嘘をついてしまうタイプの女性についてエグいよねあれっていう批判で盛り上がった。たしかに文句言われてもしょうがない。けれどぼくも見栄のために嘘をついてしまう事があるので同僚の話を聞いていて心苦しくなった。
NIKKI
一つ前の記事を読み返すとかなり落ち込んでいる内容なので驚いた。
数週間で気持ちが結構変わる自分にびっくりする。といっても最悪な時期を抜けたというだけでまだ調子は悪い。けれどこのシーズンのピークはやり過ごしたと思うのでわりかし安心している。
先週心臓の検査を2つ受けた。超音波検査とホルター心電図?とかいうやつを受けた。超音波検査のときに奇麗な女性にゼリーを塗られ一瞬で惚れたという内容を書いた。ぼくは次に会う時に食事に誘う気持ちだったけれど、次の検査の時の看護師はゼリーを塗ってくれた女性とは別の人で落胆した。もしやあの人はゼリーを塗る専門の人だったんではないか不埒な妄想をしたけれど、もうどうでもいいことだ。
先週末に友達が出演するクラブイベントがあったので行ってきた。友達は渋谷のwombというけっこう大きなクラブで、DJが流す曲にあわせて映像を流していた。VJというやつである。EDMのイベントだったのでチャラチャラした女性しかいないんだろうなと思っていたが、女性が無料だったためか案外おとなしめな女性がフロアにいた事に僕は喜んだ。EDMを普段は絶対に聴かないので、むしろきもちわりいと思っているのでEDMのクラブイベントに行った事がなかった。そのため偏った印象を持っていたと思う。集まっている女性に関しては良い意味で期待を裏切られた。音楽はもちろんくそだったしDJもVJもいかしてなかった。ただなんでこんな音楽聴いてるんだろうと純粋に興味がわいた。ぼくは服装と文化要素はかなり関連性があると思っているので、僕が好きな服装をしている人は僕が好きな音楽をきいている可能性が高いと思っている。おそらくEDMがある程度大衆に普及し始めたので色んな服装の女性が集まってくる事に繋がったんだと思った。あと、声をかけた女性は静かそうだったけれど、話を聞くとこういうイベントは好きで週末はよくいくだとか、「私はノリノリアピール」をしてきた。中学の時にはっちゃけられなかった人が高校になってはっちゃけるのと一緒で、静かな事にコンプレックスを持っている人はその逆の行動をしたくなる欲求を持っている事が多いなと思った。EDMが大衆化してきて行きやすいクラブイベントという立ち位置を築くと、そういう女性が集まるのかもしれない。
ぼくは大人しい服装とノリノリ発言のギャップに悲しさを感じ、自分を見失うんじゃないと思っていた。(自己暗示的に人の振り見て我が振り直せて的な。)
胸がどきどき
先週、職場でパニックっぽいのが出てしまい急遽病院に行く事になり、症状を述べると心臓の検査を受ける事になってしまった。
去年の同じ時期にも調子が悪くなり病院に行った。このときも心臓の検査を受ける事になった。結果は心臓は正常なのでとりあえず様子をみましょうという事だった。
今年も検査が始まって「どうせなにもつからねーんだ金が消えるだけだ検査受ける必要ねえ。」という気持ちがある一方、もしかしたら体に悪いところがあってこのような症状がでているのかもしれないという不安も捨てきれないため、念のため検査を受けるモチベーションが保てている。
モチベーションを保つ要因が今日はもう一つ増えた。
今日は超音波検査とかいうやつを受けた。この検査はどのような検査だったかというと、上半身裸になりベッドに横になり奇麗なおねえさんにゼリーをぬられなにやら固い器具で体をごりごりされるイベントだった。
「悪くない」
明日おねえさんをお昼に誘う。心臓に異変が起こらないといいのだけれど。
長生き
この間友達に最近あった楽しい事を聞かれて何も答えられなくてびっくりした事があった。
何も言えない僕に友人はもっと些細な事に幸せを見つけた方がいいよってアドバイスしてくれてその通りだと思った。
その後家に帰り最近の出来事を振り返って楽しい事を見つけようとしてみた。
最近でも、仲の良い友人と居酒屋に行って酒を飲む事だとか、人前で音楽を流す事だとかちょっと楽しいような事はある。
でも友人とお酒を飲むときはに抱く気持ちと曲を流す時に抱く気持ちが同じ種類のものである気はしない。でも言葉にしてみると楽しいという事になる。楽しいと言葉にすると明確だけど、楽しいという感情がどれなのか僕には分からない。
もっと簡単に楽しい時間は笑っている時間だとするならば、もっと沢山ある。会社で同僚と話をしている時にも笑いが起きて楽しい。
でも僕に取ってこのような楽しいことはぜんぜん取るに足らない事で、僕の中に強烈に残るものにならない。強烈に残らないようなものをピックアップして自分は楽しいんだ大丈夫なんだと暗示にかける事は、原理主義の思想に似ている。宗教徒に似ている。苦しい事から逃げる事は出来るけれども意味を持たない気がする。でも僕は苦しい事から逃げたい。じゃあ見つける努力をしろよと言われてもやはり何も出来なくなってしまう。
かたくなに自分が思っている主張を行動にしてそうなっているわけではなく、幸せを見つける事がぜんぜんできない。楽しい事を見つける事ができない。僕には自己肯定感がぜんぜんない。まったく自信がない。
病は気からというけれど本当にそうだと最近思う。なぜなら頭が痛くなったり動悸がして病院に駆け込む事が最近ある。先日は仕事中にきてしまった。いつもは夜中に起きてやりすごすか病院にいくかでなんとかなってたのに。そして病院に行って検査しても体にまったく原因がない。痛いのになんでなのか分からない。お金だけが消えて貧困になる。貧困になるとそこから復活するのが厳しい。新しい事に挑戦しにくくなる。
古谷実の漫画にでてくるような美しい女性が目の前に現れてさくっと救ってくれるような事は現実になさそうだと考え出す。
優しい人で僕の事を思ってくれる人でも、ぜんぜん考え方が違う人の優しはえぐくて話を聞いているのもきつい。きつい。無条件で愛してくれる家族とわずかな友人がいる。とにかく長く生きたい。
Hige meets girl (vol.3)
先週、新宿の居酒屋で働いている可愛い女の子に会おうと思い、気合いを入れて夜の街に繰り出したのだが、経営しているおばさんにやんわりと
「あの女の子今日はいないんですねー」
と言ってみたら「もう辞めたよ」と一蹴されたので、ヒゲの恋路はまた一つ道が塞がってしまった。
それから一週間がすぎ、もんもんとした土曜を過ごしそうだったので、音楽家で最近すこしデブリ気味の友人(デブオと呼ぶ)に連絡してクラブに行く事になった。
23時オープンだったので終電くらいで待ち合わせしようとデブオは言った。僕は暇だったので1時間くらい前に現地に到着して先にどこかの居酒屋にでも入って一杯やってようと思い。早めに家を後にした。駅からおりて良い居酒屋はないかとプラプラしていたらおかしなイラストの看板が目につき、イガグリという名前の居酒屋に入る事にした。
カウンターとテーブルが一つあるだけのこじんまりとした居酒屋で全部席が埋まっても10人くらいがこの店のMAXだろう。照明は明る過ぎずオシャレなオレンジを放ってもいなくちょうどいい感じだ。女性2人と男性1人がカウンターで会話をしている。それに気を取られてマスターの顔を確認していなかったのだが「いらっしゃい」と威勢のいい声の先を確認してみるとウサギの帽子をかぶってイヤリングをしている男性が笑っている。(ははーん変なとこきちゃったかな)と思ったがそれを楽しめそうなコンディションだったので問題はなかった。
僕はこの後クラブにナンパしに行くつもりだが不埒なナンパではない。確固たる決意がある。もし素敵な女性がいれば一生の伴侶にしようという気概がある。しかしもともと女性に強い人間ではないためもし素敵な女性がいても臆病が顔を出してしまったら大変なのですこし態度がでかい状態になった方がいいと思いその準備を居酒屋で整えようとしていた。
。。続く
デブ屋探しの旅 vol1
うまいものを食う事がいきがいになりつつある。
昨年からうまいもんを探す意識が高くなっている。
金曜は友人といつも飲みに行く。昨日もそうだった。しかしいつもきまったところばかりにいってしまう。いつも行くお店の食事はとてもおいしいのだけれどマンネリズムから浮気心が芽生えぼくらはついに他の店に行こうと決心をした。
うまい店といってもその中でも種族がある。たとえば高級フランスレストランなどには興味がない。そういうところは居心地が悪いのでそこで食べる食事はおいしく感じられない。さらに金もない。だからそういうところは僕たちが探す店の候補からは除外される。そういう雰囲気を楽しめる人たちがいけばいい。じゃあどこがいいのかというと安くてちとボロっちくてうまいところだ。だめだめそうな人間でも居場所にしてよさそうなところがいい。犬のマーキングのような感覚で自分たちの領土を増やすために旅に出たとも言える。
しかし昨日は敗北をきした。
生肉が食いたいという事で、友人の知り合いがオススメしている店に仕事帰りに向かった。しかしまず「予約していますか?」ときかれてなんだかやばい気持ちになった。予約をしていないと今日は厳しいと言われ領土拡張遠征の出鼻をくじかれた。そのお店は見かけは隠れ家的だがかなりの人気スポットらしく僕たちのように予約しないで戦いに行ったチームが、目の前でどんどんと潰されていく。次の居場所が決まっていない僕たちは、うまい店が紹介してくれる店はうまいという理論にもとづき、そこのお店でオススメの店を聞いて向かった。
しかしそこには、
ワインがめちゃくちゃ置いてある。店のライトは淡いオレンジ色で既に夜なのに夕暮れを連想させる。ワイン棚が店の中心にありそれを基準にインテリアが構成されている。ワイン棚を取り囲むように机が配置されていて、ぼくらよりも先に入ったお客さんが座っている。仕事帰りOLだろう。茶髪で顔立ちの良いお姉さんが席について会話をしている。その声が店の色となじみ雰囲気の完成度を高めていた。
席につきメニューを眺めていると、「ラムがオススメです。」と店員は言う。「羊の肉と言え」と心の中で僕は思ったが、そんなどうでもいいことにつっかかるのはアホだなと直後に思った。その時からまともな思考ではなくなっていた。肉が運ばれてくる。多人種の領土に裸で座っている気分だった。僕たちは食べにきたのに今まさに食べられようとしている。そんなこんなで僕たちはその気分をぬぐい去る事ができず敗北し、続いて二件目も敗北した。完全に飲まれたのだ。羊じゃなくて蛇だったのではと思う。反省をしなくてはいけない。
結局いつも飲む街に移動し友人宅近くの餃子屋を会議の場所として選んだ。そこで話をした結果、予約をしなければ行けない店は性にあわないので行く必要がないという結論に達し、さらに街から選ぶべきだというアイデアが浮上した。
次はまず馴染めそうな街を決めてそこでふらふら店に入ることにする。
今週は失敗したが、次週が楽しみである。
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今回行ったお店
・牛門
行こうとしたお店。生肉が食えるらしい。レバ刺しとか。タイミングが合えば一度は行って吟味したいが人気過ぎるのが傷。店はせまい。店員のお兄さんが優しい。
・ ひつじもん
牛門ですすめられていった店。羊のお肉ととワインのお店。ワインが好きな人たちには人気がありそう。店の人が最後に匂い消しのスプレーをかけてくれるのが愉快だった。
・やまがた
二件目のお店。大衆居酒屋。コロッケとかアジフライとか、オーソドックスな料理が安定している。外人が好きそうなザ日本みたいなところでドイツ人とロシア人と話した。オヤジしかいない。そのため僕らはどんよりしていた。
・柳亭
餃子屋。カウンターしかない。金曜日はサワーが100円引きで安く飲める。もともと一杯380円?くらいで高くない。やはり餃子がうまい。マスターは無口で無愛想なおじさんだからとっつきづらいが、実は話したがりかもしれない。最初に餃子おいしいですと言ったときは無視されたが店をでるときに笑ってまた来てくれと言っていた。また行く。
・せい家
締めのラーメン屋。安くラーメンが食える。味も悪くない。家系。チェーン店なのでラーメン通には毛嫌いされる節がある。
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あぶなかった。
久しぶりにどぎついのを食らってしまって、健康にならなくてはという意識がかなり強くなった。